【選手情報】東京2025デフリンピックのサッカー女子日本代表が銀メダルを獲得（伊東美和選手）

2025年11月15日（土）～11月26日（水）に開催された「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025（略称：東京2025デフリンピック）」のサッカー競技で、女子日本代表が銀メダルを獲得しました。



この女子日本代表の一員である、つくばFCレディースの伊東美和選手からコメントをいただきました。

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東京デフリンピックへのたくさんの応援ご支援本当にありがとうございました。
デフリンピックピッチにたつことも、金メダルを持ち帰ってくることも出来ず、期待を裏切る結果となってしまい申し訳ありません。

デフリンピック直前に、今シーズン3回目の脳震盪になってしまい、デフリンピックのピッチに立つことは無く終わりました。

デフリンピックのピッチに立つことはもちろん、代表活動に帯同することすらドクターストップがかかっている状況でしたが、クラブ、トレーナーと話をし、私の意思を尊重してくれたことに感謝しています。
何も出来ない私をキャプテンとして必要としてくれた協会、代表の山本監督にも本当に感謝しかありません。

自分の気持ちを整理する暇もなく代表活動がスタートし、自分の悔しさは一旦置き去りにしていました。
日本代表のキャプテンとして勝たせなければいけない立場だということに変わりは無い、という強い気持ちを持って、このグループが世界一になるために"今"の自分が出来ることを全力でやり切りました。
それでも世界一になることは出来ず、準優勝という悔しい結果で閉幕しました。世界一の壁は高かったです。

今だから言えますが正直本当に苦しかったです。終わった今でも苦しいです。
「なんで自分なんだろう。なんで今なんだろう。」と何度もこの運命を恨みました。
デフリンピックの為に努力して、死ぬ気で準備をしてきましたが、そんな思いとは裏腹に結果はついて来ませんでした。
「これが勝負の世界の残酷さなんだ。努力は大抵報われないんだ。｣と痛感させられました。

改めて日の丸を背負うこと、日本代表のキャプテンとしての責任や重圧を大きく感じ、押しつぶされそうになった時もありましたが、多くの方々の応援、サポートのおかげでやり切ることが出来ました。
つくばFCを背負って、日の丸背負って日本代表のキャプテンとして戦えたことを誇りに思います。

最後に応援していただいたファン、サポーターの皆様、現地に足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

自分自身、いつピッチに立てるか、復帰の許可が出るのか正直分かりませんが、必ずまた皆様の前でプレーできるようにリハビリ、トレーニング頑張ります！

2027年のオーストラリアW杯で王者アメリカを倒し世界一になるために日常の基準をあげ努力していきます。

長々となってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。
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伊東美和選手への熱い応援、ありがとうございました。

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