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つくばFCからのお知らせ news

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。 昨年、クラブは25周年を迎えました。 更なる飛躍を目指していましたが、待ち受けていたのは厳しい現実でした。 男子トップチームは関東サッカーリーグ1部で7位という結果に終わり、 茨城県開催の全国社会人サッカー選手権大会も期待されながら ラウンド16で敗退しました。 女子トップチームは残念ながらチャレンジリーグの最下位となり、 昨年進出することができた皇后杯も、関東予選で敗れ、全国大会に挑めませんでした。 チャレンジリーグ入替戦も第一戦で敗れ、かなり厳しい状況に追い込まれましたが、 第二戦、ホーム606人の大声援を背中に受け、辛くも残留することができました。 昨年のように厳しいシーズンを過ごすと、 応援していただいている皆さまからのご声援とご支援を本当に強く感じます。 特に、昨年の女子の大逆転残留は 「セキショウの奇跡」と呼ぶに値するものだったと思いますが、 ホームの大歓声なしにはあり得ませんでした。 何とか無事にシーズンを終えられたことに心より感謝いたします。 本当にありがとうございました。 私たちは変化することを年初に掲げ、シーズンを過ごしてきました。 目に見える変化、見えない変化、どちらもあったかと思いますが、 まだ結果に結び付いていないものがほとんどです。 結果は出ませんでしたが、変化の年である昨年を絶対に無駄にしません。 私たちは、仮説に基づいて変化に挑戦しましたので、 その仮説によっていくつかの可能性を検証することができました。 今年もそうした検証は続きますが、さらに進化していけると自信を持っています。 結果が全ての世界ですので、結果が出ていない以上、 様々なご意見をいただくことは当然であると思います。 もっと早く成績を出して欲しい、という期待を込めたお声かけもいただきます。 もちろん、私たちも結果にこだわっていく事は大切だと理解しています。 クラブごとに経営方針の違いがあると思います。 そんな中、本クラブは、 ほんの少しだけの背伸びを継続的に続けていくことを目指しています。 亥年なのでもっと威勢の良いことを言いたいところですが、 私たちは干支には出てこない亀の歩みでも良いと思います。 亀は万年生きますので。 本クラブでは、普及・育成の指導にも同じ方針で取り組んでいます。 育成チームとして結果を出すために、選手に結果を求めることはしません。 選手自身が目標を見つけ、課題解決方法を模索し、 ほんの少しだけの背伸びを着実に続けていける。 その結果、目標に向かって伸びていける選手を育てる、というものです。 結果が出るまでに時間がかかるかも知れませんが、 こうした考えをご理解いただける方々との関係性を 今年も積み重ねていきたいと考えています。 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。 2019年元旦 つくばフットボールクラブ 代表 石川慎之助