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つくばFCからのお知らせ news

2020つくばFCレディースホームゲーム会場の変更のお知らせ

いつもつくばFCレディースにご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。また、日々のつくばFCの活動に対して、深いご理解とご協力をいただき重ねてお礼申し上げます。

2020シーズン、つくばFCレディースは、長年利用させていただきましたセキショウチャレンジスタジアム(以下、チャレスタ)を離れ、茨城県内(つくば市外)のスタジアムでホームゲームを開催することとなりました。上記に伴い、つくばFCレディースのホームゲームを無料観戦試合といたします。

つくばFCレディースが加盟しているチャレンジリーグが定めているピッチ条件は常緑天然芝またはJFA公認ロングパイル人工芝です。この条件を満たしていたチャレスタですが、2020年10月よりスタジアムの改修が行われることになり、工事までの半年間を対象としたロングパイル人工芝の公認申請はなされないことになりました。

つくば市内でJFA公認ピッチを必要とするチームは、つくばFCレディースが唯一です。2015年チャレンジリーグ参戦1年目より男子ジョイフル本田つくばFCと共に有料試合を開催し、これまでに延べ18,000人もの方にご来場いただきました。そのような中で、つくばFCレディースのホームゲームをつくば市内で開催できないことになってしまい、サポーター、関係者、応援していただいている関係各社に対し、誠に申し訳ない思いです。

クラブとしては、できる限りチャレスタで試合を行いたいという思いを持ち、つくば市にお願いしてまいりましたので残念ではありますが、短期間かつ唯一の公認ピッチとしての利用者ということで、費用対効果および住民理解を考えると公認人工芝資格の申請はできないという現状をご説明いただきましたので、関係各位にもご理解いただきたくお願いいたします。つくば市民の健康・教育、まちづくり等への活動をより一層推進し、なくてはならない存在になることが、今後同じような状況が生じた際に住民理解が得られる道だと考え、存在意義を高めていけるよう努力を続けていく所存です。

報道等でも取り上げられておりますが、再来年2021シーズン以降、女子サッカーのプロリーグ発足が予定されています。それに伴ったリーグ再編によって、所属するカテゴリーの変更もあり得ます。所属することになるリーグの芝生や観客席数などの条件次第では、2021シーズン以降もホームゲームをつくばで開催できない可能性があります。所属するカテゴリーや使用できるピッチ状況については、判明し次第つくばFC公式ウェブサイトに掲載いたします。

なお、ジョイフル本田つくばFCは、関東サッカーリーグにおいては公認人工芝ピッチである必要性はなく、昨年同様チャレスタを中心に試合を開催する予定です。会場及び試合日程については、3月上旬に発表予定です。こちらは将来のJリーグ入りを目指し、アマチュアの最高峰であるJFL参入に挑戦しています。JFLは常緑天然芝ピッチでなければ開催できず、つくば市内での開催は現状では不可能です。この機会に、つくばFCレディース、ジョイフル本田つくばFCのどちらも、天然芝スタジアムの整備が早期の課題となっている状況も併せてご理解いただければ幸いです。

そもそも、近年著しく進む温暖化によって、人工芝ピッチでの夏場の試合開催は非常に厳しいものになっています。選手の安全を考えると、暑熱対策の一つとして天然芝ピッチ整備の必要性は増してきています。現在、私たちはスタジアム予約の都合はあるものの、できる限りナイターで開催し、対策をしています。つくば市内関係者には、これから整備していく施設があるのであれば、天然芝での整備の位置付けが増してきているとご理解いただきたいと思います。

最後になりますが、2020シーズン、つくばFCレディースのホームゲームは、県内各地での活動になります。茨城県唯一のチャレンジリーグ所属のチームとして、環境がどう変わろうとも、監督・選手・スタッフ一丸となって、目の前の1試合1試合に全力で臨んでいきます。また、新たなサポーターに出会い、つくばFCレディースの認知を広めるチャンスだと考えています。関係各位におかれましても、事情をご承知の上、より一層のご支援・ご声援をいただけますと幸いです。

NPO法人つくばフットボールクラブ
理事長 石川慎之助