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つくばFCからのお知らせ news

新年のご挨拶

2021_新年バナーSNS_tw_template-01.jpg 新年あけましておめでとうございます。
旧年中はコロナ禍においても本クラブへのご参加、ご支援をいただきまして本当にありがとうございました。
皆さまに支えられ、大変な年であった2020年を何とか終えられて心よりほっとしています。

困難な状況にあったことで、苦しみはしたものの、多くの学びを得ることができた一年だったと思います。
当たり前の事と言われてしまうような内容ではありますが、大きく2つの学びがありました。

1つ目は、人のつながりがクラブを維持・発展させてくれているということです。
"するスポーツ"が主たる事業である本クラブは、継続的に参加してくださる会員の皆さまがいて成り立っています。
今季、クラブを維持できたのは、 コロナ禍においても 退会者が特別増えることなく、運営を継続できたからに他なりません。
2ヵ月の活動休止後の子どもたちの楽しそうな笑顔によって、日常にスポーツあることの大切さを改めて感じ、私たちも励まされました。

アマチュアであるトップチーム選手たちは 近隣の企業でアルバイトをしていますが、業種によってはコロナ禍で仕事がなくなってしまいました。
しかし、人の輪によって仕事先をご紹介いただくことができ、何人もの選手が活動を継続することができました。

女子リーグはプロリーグのWEリーグ発足によって再編され、2021年、つくばFCレディースはチャレンジリーグからなでしこリーグ2部へと所属が変わります。
この変更によって入会金・年会費・遠征の広域化による追加の旅費交通費が発生する見込みで、今までよりもおよそ1,000万円の追加予算が必要な状況となっています。
こちらも人の輪によって、支援の申し出を受けることができ、年内に必要予算の半分まで見通しが立ちました。
残り半分のご協力先を当たっていかねばなりませんが、応援していただいている人の輪に感謝し、2021シーズンは2部リーグへの参戦を決断いたしました。

全て人のつながりによってもたらされたものであり、心より感謝いたしております。

2つ目は、夢を持ち、前向きに起こすアクションが大切だということです。
コロナ禍において、今まで本腰を入れて取り組んでこなかったインターネットライブ配信に着手しました。
このチャレンジの結果、既に応援していただいている方々に見ていただくことができたのはもちろんなのですが、クラブに興味を持っていただくきっかけとしても位置付けられるようになりました。
無観客で行われた中学生の関東大会も、インターネットライブ配信を行いました。
息子・娘・孫の活躍を遠く離れたご関係の皆さまにもご覧いただけたものと思います。
インターネットライブ配信は私たちにとってあまり実績のないチャレンジだったのですが、そのチャレンジを物心両面で支援してくださった方々には感謝しかありません。
2021シーズン以降もライブ配信をさらに発展させていけるように、今から準備を進めたいと考えています。

こうした前向きなアクションを積み重ね、クラブとして次のステージに進んでいきたいと考えています。

さて、トップチームの成績を振り返ってみると、ジョイフル本田つくばFCは関東リーグで最下位となり、通常であれば降格してしまう順位でしたが、コロナに助けられる結果となりました。
つくばFCレディースはチャレンジリーグEAST5位となり、リーグ再編に助けられたものの 、こちらも通常であれば降格入替戦の可能性が残る順位となりました。
応援していただいている皆さまはもちろん、選手たちも相当悔しい、歯がゆい思いを抱いていることと思います。

人の輪に支えられていることに思いをはせ、感謝しつつも、人の輪による支援に頼りきりになることなく、自ら前向きにアクションを起こしていくことを続けていけば道は拓けると考えています。
まだ先が見えない状況ではありますが、真摯に、全力で進んでいきたいと思います。

皆さまにおかれましては、今は何よりお体をご自愛いただき、少しずつ進化していくチーム・選手を、時にはインターネットライブで、時にはスタジアムで見ていただければ幸いです。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年元旦

つくばフットボールクラブ 代表 石川慎之助