ジョイフル本田つくばFC The Road to JFL ～JFL昇格への道のり～
日頃よりつくばFCを応援いただき、ありがとうございます。
この度ジョイフル本田つくばFCは、3年連続6回目となる全国社会人サッカー選手権大会（以下、全社）への出場を決めました（うち1回は新型コロナウイルス感染拡大により中止）。
同大会はJFL（日本フットボールリーグ：http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=984）昇格に向け、とても重要な大会となります。
本記事では、JFL昇格までの道のりや大会の仕組み等について、みなさまにご説明いたします。また、過去の戦いについても紹介させていただきますので、みなさまがジョイフル本田つくばFCを応援するきっかけとなれば幸いです。
全てを記載すると非常に複雑なご説明となってしまうため、分かりやすさを重視し、一部説明を省略している部分がございます。また、以下の内容は2023年10月9日時点での内容となります。あらかじめご了承ください。
JFLに昇格するには？（2023シーズン）
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ（以下、地域CL）において
※旧名称：全国地域サッカー決勝大会（通称：地決、地域決勝）①1位となる
②2位となり、12月に開催されるJFL15位チームとの入替戦にて勝利する
上記①または②のいずれかを達成すれば、JFLに昇格することができます。
※JFL加盟に必要な条件を備えていることが条件
地域CLへの出場方法
以下の12チームが出場権を獲得します。・9地域の最上位リーグ（関東で言えば関東サッカーリーグ1部）における各優勝チーム（出場できない場合は2位チーム）。
・全国社会人サッカー選手権大会（以下、全社）でベスト4に入ったチームのうち、上位3チーム（9地域の最上位リーグ所属かつJFL入会を希望していることが条件、最大3チーム）
※上記で12チームに満たない場合には、Ｊリーグ百年構想クラブの優先的な枠、次いで最上位リーグ2位チームの中でJFLへ入会を希望するチームの地域輪番の枠など、一般財団法人全国社会人サッカー連盟により12チームを決定いたします。
詳細な条件は、JFA公式HP（https://www.jfa.jp/match/regional_league_2023/about.html）よりご確認ください。
全社に挑むジョイフル本田つくばFC
ジョイフル本田つくばFCは2023年6月に行われた第59回全社関東予選（結果はこちら）を勝ち抜き、10月21日(土)～25日(日)に佐賀県にて行われる第59回全国社会人サッカー選手権大会への出場を決めました。同大会で32チーム中3位以上の成績を収めれば地域CLに出場することができます（4位でも他チーム次第で可）。
第59回全国社会人サッカー選手権大会の詳細は全国社会人サッカー連盟公式HP（http://www.jffms.jp/tournament/mos2023）から
JFL昇格をめぐる、これまでの歩み
ジョイフル本田つくばFCはこれまで、全国社会人サッカー選手権大会に過去6度、地域CLには過去1度出場しています。ここではその戦いぶりを振り返っていきます。2013年
茨城県社会人リーグ1部所属ながら初出場を果たしたこの年。県知事杯優勝から関東予選まで勝ち続け、長崎県開催の全社出場を決めました。
関東予選代表決定戦では、当時から関東サッカーリーグ1部に在籍していた東京23FCを相手に終盤で逆転。3-2と見事な勝利を挙げています。
その後の全社本大会、長崎県の地でも快進撃を続け、三菱重工長崎、関大FC2008、そして準決勝では2013年関西リーグ王者のFC大阪（現J3）を下し、4位で地決への出場を決めました。
しかし地決開催を前に、諸般の事情を考慮し、今回の地決で「上位の成績を残した場合であってもJFLへ昇格しないという決断」をくだしました。
※2013年11月1日の記事（https://www.tsukuba-fc.com/info/2013/11/01003648/）を参照、文：つくばフットボールクラブ代表 石川慎之助
なお地決では、現#6MF深澤裕輝選手を中心として強豪相手に奮闘するも、1勝2敗のグループ3位、惜しくも予選敗退で戦いを終えることとなりました。
2016年
関東サッカーリーグ1部への昇格2年目。リーグ戦を5位で終えるも2013年に引き続き関東予選を勝ち抜き、全社出場権を獲得。
愛媛県開催となったこの大会では2回戦で現J3のFC今治と対戦。地元の大声援を受ける今治を相手に激闘を繰り広げ、0-0の末PK戦で勝利します。（当時の貴重な試合映像はこちら）
勢いに乗ったジョイフル本田つくばFCは、続く準々決勝でもエスペランサSCに3-1で勝利し、地域CL出場へあと一歩のところまで到達します。
しかし続く準決勝では三菱水島FC（岡山）に0-2と敗れ、最後の椅子を賭けたヴィアティン三重との3位決定戦にも1-2で敗戦。
本当にあと一歩のところで、地域CLへの出場を逃すこととなりました。
2018年
小松祐己監督（現東京23FC監督）が新たに就任したシーズン。この年の全社は茨城県開催となったため、開催地枠として出場が決定しました。1回戦では札幌蹴球団を3-1で退けたものの、2回戦でアルティスタ浅間（長野県）に1-4と敗戦し、5年ぶりの地域CL出場を果たすことは叶いませんでした。
2021年
筑波大学出身、Jリーガーとして長年活躍した冨田大介氏を監督に招聘したシーズン。全社関東予選では南葛SC、FC CASAを破り第57回全国社会人サッカー選手権大会の出場権を獲得するも、新型コロナウイルス感染拡大のため同大会は中止となり、悔しくも全国挑戦の夢が絶たれる形となりました。
2022年
副島秀治強化部長が2017年以来の監督に復帰し、2年連続で全社への出場権を獲得したシーズン。1回戦で北海道の強豪、十勝スカイアースに0-1で敗戦を喫し、またしても地域CLへの出場はお預けとなりました。
2023年
クラブ史上初となる、3年連続の全社出場となった今年。悲願のJFL昇格に向けて、ジョイフル本田つくばFCは佐賀の地に旅立ちます。
ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします。
※全社出場にあたり、選手への応援メッセージ企画を行っています！
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第59回全国社会人サッカー選手権大会1回戦
2023年10月21日（土）11:00 kickoff
ジョイフル本田つくばFC vs トヨタ自動車(株)トヨタ蹴球団（愛知県）
開催地： SAGAサンライズパーク ボールフィールドA
※試合詳細やYouTubeライブ配信等の情報については、決まり次第お知らせいたします。
