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つくばFCからのお知らせ news

赤嶺 美月選手引退のお知らせ

赤嶺 美月選手が、2024シーズンをもってつくばFCレディースを退団し、現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。

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赤嶺 美月
【所属歴】
東郷FC→宗像中央中学校→鳳凰高校→徳山大学→バニーズ京都SC→アンジュヴィオレ広島→ディアヴォロッソ広島→つくばFCレディース(2023~2024)
コメント
今シーズンを持ちまして24年間続けてきたサッカーを引退することに決めました。

まずはじめに、パートナー企業のみなさま。今シーズンもたくさんのご支援とご声援をありがとうございました。そして、ファン・サポーターのみなさま。たくさんの熱い応援をありがとうございました。

兄の影響で始めたサッカーですが、こんなにものめり込むとは思いませんでした。振り返ってみてまず思うことは、鳳凰高校に進学したことが私のサッカー人生を大きく変えてくれたと思います。厳しい環境の中で揉まれ、ひたむきにサッカーと向き合った3年間はいつまで経っても大切でかけがえのないものだと感じています。ご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。

大学の4年間、そして社会人チームでの11年間でもたくさんの指導者と仲間に出会いました。山口県、京都府、広島県、茨城県、それぞれの土地にもたくさんの思い入れがあります。1年1年がどれも思い出で、全く同じなシーズンなんてなくて、充実したとても濃い現役生活だったな、と改めて感じています。

私に関わってくださったクラブをはじめ、指導者、スタッフ、チームメイト、サポーターのみなさま、本当にありがとうございました。

そして、どんな時も味方でいてくれて、どんな選択も応援してくれて、来れる試合には必ず現地まで応援にきてくれていた家族には本当に感謝しています。ありがとう。両親の前で最後に決めることができた2024シーズンの広島戦のあのゴールは自分らしい得点でもあり、広島の地というのも重なってものすごく感慨深い、特別なゴールとなりました。

最後になりますが。引退を決断した最大の理由は膝の怪我です。

中断明けの試合から膝の痛みが強く、思うようにプレー出来ない自分にイライラすることもありました。毎日痛み止めを飲んで、できる限り治療院に通って、それでも良くならずすごく悩んだ日々でした。でも自分の中で休むという選択肢は全くなく、この膝がどうなってもチームの為に出来ることをやろう。ピッチに立っている以上は怪我のことは考えず、今の自分ができる100%のことを全力でやろう。とプレーしてきました。自分のことを信じてメンバーに選んでくれる監督、スタッフに結果という形で恩返しがしたい。どんな状況でも諦めず最後まで声を出し続けてくれるサポーターのみなさんに勝利を届けたい。その一心でプレーしていましたし、それがものすごく大きな原動力にもなっていました。ですがこの思いとは反面、結果としてチームを降格させてしまったことが大変申し訳なく、それだけが本当に心残りです。

24年間のサッカー人生、本当に幸せでした。

苦しかったこと、楽しかったこと、試合に勝つ喜びやなかなか勝てないもどかしさ。大怪我や手術、きついリハビリなどたくさんのことをサッカーと共に経験しました。

この経験は自分の財産であり、誇りです。

サッカーを通して学んだことやご縁を大切に今後の人生でも自分らしく頑張っていきたいです。

ありがとうございました。

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※2024シーズンの在籍選手との契約は、2025年1月31日までとなります。